自分がやるとは思わなかったYouTubeで1万再生されるまで

先日、YouTubeチャンネルにアップしていた動画の一つが1万再生を超えました。

フォロー数でもいいね数でもなく
再生数が1万なので
それほどすごいことでもなんでもないのですが
よくよく考えたら自身のSNS関連で1万という数字は初めて触れる数でしたので
記念としてこちらにも残しておこうと思います。

動画をアップしたのは約2年前


1万再生なんて、秒で突破する人もいる中
私の場合は投稿したのが2023年の6月なので2年近くかかりました。

【Canvaで動画作成】Canvaで動画にテロップを入れる方法
目次

やるわけないと思っていたYouTubeをはじめたきっかけ

私はSNS発信が好きなので、ほとんどのSNSに手をつけています。

ただYouTubeは、自分一人では
やろうとは思いもしなかった媒体でした。

動画を見ていただければ分かると思うのですが
昔から滑舌が悪く、スラスラ喋ることも苦手です。

サ行の発音ができるようになったのは
幼稚園に入ってしばらくしてから。
小学校に入学するまでにはちゃんとした発音ができるようにと、母親と一緒にお風呂で何度も練習したのを覚えています。

滑舌が悪いだけでなく、語彙も乏しいのか
瞬時に言葉が出て来ないことがあり・・・
本当に興味のあることしかスラスラとは話せません。(逆に興味あることは早口でまくし立てるように話して引かれます(汗))

生まれた時からずっと日本在住ですが、日本語が苦手です・・・。

会話のテンポが早く
滑舌良く声も通る人がとても羨ましいです。

はじめに出た動画は、6人での会話動画

そんな私ですが、4年前数名でYouTubeやろうよというお誘いがあり、いつか出るならこの機会にと思って参加しました。

そこに参加してからは、他の人のライブなどにも声をかけてもらえるようになり、自分のチャンネルまで作成するようになりました。

動画に出てみて初めて
皆で話している時の自分を客観的に見ることができ
こんなに反応が乏しく見えるんだとか
返事のタイミング、遅!とか
なんか態度悪い・・・とか
色々発見がありました。

それまで、人とのコミュニケーションで生じていたズレが、なぜ起こっていたのかも良くわかりました。

皆の前で話すことは、全然嫌じゃないです。
顔出しも嫌ではないし、目立つことは基本的に好きです。
ただ、見た目や能力が全然追いついていないのです。

結果、自分の恥を全世界に晒すような状態になり、
自分でも聴いてみると下手すぎてため息が出て
自己嫌悪になることに・・・

少しでも目立つと攻撃の的になるという思い込み


子どもの頃は、もっともっと話すのが苦手でした。

その頃も、今思えば皆の前に出ることは
そんなに嫌じゃなかったのですが、外見やまとっている空気が今よりもっと暗く、大人しかったので
周りからは話すのが苦手な子という評価を受けていました。

なので、華やかな場には私よりずっと相応しい人がたくさんいて(いわゆる一軍!)
私が前に出る理由や選ばれる理由は一切ありませんでした。

私にはその資格はないんだ・・という認識でした。

そういう態度でいたので、周りからもそういう扱いを受けるようになり
その反応を感じて、やっぱりそうなんだって落ち込むという・・・
悪循環がしばらく続いていました。

一度だけ、クラスの応援団に誰も希望しなかったことがあって
私はジャンケンで負け抜いて選ばれたことがあって
その時はとても嬉しかったです。

練習はとても楽しくて、集まってきている人は
とても魅力的でした。
私の動きの悪さは相変わらずでしたが。

本当に生き生きしている人は
わざわざ攻撃やダメ出しをして来ないので
楽しい思い出でした。

ただ、自信のない状態はしばらく続き
中学では、学活などで連絡事項を発表しただけで
男子に嘲笑された時も・・・。

そんな時代を経ているので(笑)
自分が自由に出られるメディアがあることと
何かで競える場所があることは幸せなことだと思っています。

何も言われない→受け入れられているというポジティブ解釈!

小中学生の頃はちょっとしたことで、度々攻撃の的になっていた私ですが、
YouTubeを始めてから
周りの人からバカにされたり、攻撃されたり、
辞めるように言われたりネガティブコメントが入ったり・・・ということは今のところありません。

そこまで気にされてないっていうだけなのですが・・・笑

ただ、何か発するだけでも
周りからダメ出しを受けていた過去があるので
何も言われない=黙認されている
というかなりの楽観的解釈で
割と気持ちよく続けられています。

どうせそこまで見られていないので
ということも前向きに捉えて
あまり完璧にはこだわり過ぎず
収録して編集せずにアップするという形で
視聴数は50〜500くらいの感じで続いてました。

そのような感じだったので
反応もあまり気にも留めていなかったのですが
気付けばその中の2本だけじわじわと伸びていっていました。

自分の欲を開放できる場所

自分の発信についてもっと冷静に分析したり
競合調査をしていたら
もっともっと伸びていたかもしれませんが
その前に自分の力のなさに
どっと落ち込んでいたかもしれません。

特にYouTubeは趣味的に続けているような感じで
誰かのためというより、承認欲求や優越欲求などの
自分の欲を開放する場所という位置付けでした。

そんな自己満足な発信だったので
フォロワー数も閲覧数も大して伸びもせず
ひっそりと続けていました。

今回たくさん回っている動画に関しては
講座で質問された内容をその場で答えられなかったため
動画にしたものです。

テロップにできる方法が、講座ではないと
答えてしまったのですが後で調べたらあったので
動画に撮ることにしました。

夜に開催した講座の後だったので
始めは軽く済ませるつもりだったのですが
その時は編集技術もなくほぼ撮りっぱなしのものを上げているため
何度も撮り直していたら夜が明けかけていました。

完成したら力尽き果てて
表紙もつけずにそのままアップしました。

ですが、気がついたら他の動画より伸びていました。

よく、たくさんの人に届けたかったら
一人に確実に届くようにと言われますが
本当にその通りの結果になりました。

他のSNSについて

今回、YouTubeのことばかり書きましたが
InstagramなどのSNSは目標を掲げて、もっと注力してやっていました。

しかし、色々なことが重なり発信しても
全く伸びない状態が続いたり
自分のプライドが邪魔をして
競合調査ができなかったり
調査した後の心の折れ具合がハンパなかったり・・・
ただただうまくいかないという状態でした。

私、1万という数字をもう一つ言えば
デザイン制作数も1万件くらいあります。

それはただただやってきた年数が
長いからということだけが理由です。

でも、それすらもネガティブな考えになる要因になったりして・・

年数が浅い人が投稿数が少なくても
ものすごく伸びているのを見ると
かなりのダメージを受けたりしていました。

私の実績をこの数字で割ったら
めちゃくちゃ低い数字になっちゃう。
経歴とかデザイン制作数を出しているのが
ただただ恥晒しで屈辱的でしかないよ・・・

そんな風に夫に愚痴っていた時もあります。
ただ、反対するわけでもなく
こうして愚痴を聞いてくれる家族がいるのは
ありがたいことだな、とも思ってます。

止めて来ないし、くどくど注意して来ないというのは、イコール無関心だったとしても、私にとっては嬉しいことでした。

SNSにしてもいいねが少ない時でも
数名だけどもいいねをくれる人がいることは
とても幸せなことではないでしょうか。

まずは一人に届けるという思いを忘れずにしつつ

これをきっかけに、もう少し発信の頻度を上げていきたいと思います。

フォローお願いします!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次